日本人選手の活躍もあり、日に日に注目度を増しているバドミントン。特に、桃田賢人選手の世界での活躍を見ていたという方も多いのではないでしょうか。
バドミントンのトップアスリートが集う国内リーグであるSJリーグも熱狂を呼んでいます。今回はその中でも最高峰の大会である、バドミントンの世界選手権にフォーカスを当てて賞金金額や出場資格などに迫っていきたいと思います。
バドミントン世界選手権について
バドミントンの個人世界一を決める大会であるバドミントン世界選手権。世界選手権での日本人選手の活躍はスポーツニュースなどでも頻繁にピックアップされるほどです。バドミントンの大会の中でも最もグレードの高い国際大会の一つであり、優勝した選手は世界王者と称されます。
まず、バドミントン世界選手権は個人の世界一決定戦であり、1977年に第一回大会が行われた歴史ある大会になっています。2022年には日本でも開催されています。
バドミントン世界選手権は2005年以降はオリンピックが開催される年を除き、毎年開催されています。世界選手権の種目は男子シングルス・男子ダブルス・女子シングルス・女子ダブルス・混合ダブルスの5種目です。
近年は中国の選手が強さをみせており、特に2010年・2011年は5種目すべてで中国選手が優勝するという圧倒的な強さをみせています。
グレードがある?
バドミントンの大会にはグレードが決まっており、どのグレードの大会で成績を残したかによって獲得できるポイントが大きく変わってきます。このポイントをもとにバドミントンの世界ランキングであるBWF世界ランキングに影響してきます。
グレードは高い方から1~3まであり、世界選手権はグレード1に分類されます。グレード1の大会では優勝すると13,000ポイントが獲得できる一方で、グレード3では1,700ポイントしか獲得できない大会もあるため、グレード1の大会でいい結果を残すことが重要になってきます。
出場資格とは
バドミントン世界選手権の出場資格は最大4枠となっています。オリンピックが最大2枠なのに対してその2倍の出場枠が確保されておりより多くの選手に世界一の可能性がある大会です。
出場資格は世界ランキングに基づいて決定されて、上位にランクされると出場資格が多く取得できるシステムになっています。仮に欠場者が出た場合は世界ランキング順に次点となっている選手にも繰り上げのチャンスが巡ってきます。
具体的な出場資格としては、世界ランキング1~8位に4人または4ペア以上入れば4枠、世界ランキング24位までに3人または3ペア以上入れば3枠、世界ランキング150位までに2人または2ペア以上入れば2枠が与えられます。
賞金について
世界のトッププレイヤーのみが集うバドミントン世界選手権。世界選手権で賞金はどれほど出るのでしょうか。
2019年には日本を代表する桃田賢人選手が史上初めて年間獲得賞金50万ドルを超えたと世界バドミントン連盟が発表して話題にもなりました。
気になる現在のバドミントン世界選手権の賞金総額は1,500,000ドルとなっています。種目ごとに分類すると下記のようになっています。
| 男子・女子シングルス優勝 | 120,000ドル |
| 男子・女子・混合ダブルス優勝 | 126,000ドル |
| 男子・女子シングル準優勝 | 60,000ドル |
| 男子・女子・混合ダブルス準優勝 | 60,000ドル |
| 男子・女子シングルス3位 | 30,000ドル |
| 男子・女子・混合ダブルス3位 | 30,000ドル |
それぞれの賞金金額を見てみると、優勝者とそれ以外でかなりの開きがあることがわかりますね。また、ダブルスとシングルスで優勝賞金にそこまで差がないことから、シングルスでの優勝が最も夢のある金額になっていますね。
2019年の桃田賢人選手
世界トップとして活躍していた桃田賢人選手は2019年に11大会で優勝して獲得賞金は約50万ドルでした。11大会で優勝したと考えると賞金はかなり低いと思われます。これは、バドミントンがゴルフなど他のスポーツと比較して賞金額が決して高くないスポーツであることが要因のようです。しかしながら、近年では世界大会の賞金も徐々にではありますが増加傾向にあるため、今後の動きが楽しみです。
世界一になった日本人
前述のように、優勝すれば名誉も賞金もあるバドミントン世界選手権ですが、これまでに日本人選手でどれほどの選手が世界一を手にしたのでしょうか。
まず、男子シングルスでの優勝者は桃田賢人選手のみです。2018・2019年に2年連続で世界選手権を制覇した桃田賢人選手はバドミントン界のトップとなりました。女子シングルスでは近年日本人選手の台頭もあり、2017年に奥原希望選手、2021・2022・2025年には山口茜選手が優勝を飾っています。
男子ダブルスでは唯一、2021年に保木卓郎&小林優吾選手のペアが見事優勝を飾っています。一方女子ダブルスでは1977年に栂野尾悦子&植野恵美子選手が、2018・2019年には本麻佑&永原和可那選手のペアが世界一を獲得しています。
最後に混合ダブルスですが、この種目では今まで世界選手権を優勝した日本人選手はいませんでした。いつか世界選手権混合ダブルスでも日本人ペアが優勝する姿を見たいですね。
2026年バドミントン世界選手権
次回開催されるバドミントン世界選手権は2026年8月にインドのニューデリーであることが決まっています。インドでの開催は17年ぶりということもあり、今から注目が集まっています。
また、日本代表選手の選考会も進んでいるようです。今年は山口茜選手が女子シングルスで優勝を飾ったため、2026年の世界選手権でも優勝が見られるのではないかと期待が高まっています。
最後に
今回はバドミントン世界選手権について、獲得できる賞金や出場資格、これまでに世界一を獲得した日本人選手などに迫っていきました。世界ランキングによって出場枠が決まる方式のバドミントン世界選手権。優勝賞金もシングルスであれば12万ドル獲得できるということもあり、各国の強豪選手が毎年参加しています。
今年は女子シングルスのみの優勝でしたが、2026年に開催される世界選手権では男子シングルスや混合ダブルスなどの種目でも日本人選手の優勝が見られるといいですね。日本代表選手の活躍を願って温かく応援していきましょう。










