アンセヨンの世界ランキングは?強みや特徴とは?使用ラケットも紹介

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アンセヨンの世界ランキングは?強みや特徴とは?使用ラケットも紹介

現在の女子バドミントンシングルスにおいて絶対的女王として君臨する、アンセヨン選手。韓国人初の世界選手権優勝を果たすなど、韓国のバドミントン史を塗り替えるような活躍を見せています。

今回はアンセヨン選手の世界ランキングや強み、特徴、使用ラケットについて調査しました。

目次

アンセヨンの世界ランキングは?

アンセヨン選手の世界ランキングの順位は、2026年2月現在1位となっています。それどころか、2023年8月にキャリアで初めて世界1位に到達して以来、一度もその順位を譲っていません。バドミントン女子シングルスの世界ランキングで韓国人選手が1位の座に座ったのは、1996年にアトランタ五輪で金メダルを獲得したパン・スヒョンさん以来のこと。韓国のバドミントン界においても、アンセヨン選手の存在が既に大きな物となっていることが分かりますね。

アンセヨンの強みや特徴は?

アンセヨン選手の強みはスタミナです。体力面で相手にアドバンテージを得て、粘り強いスタミナと高い守備力を武器に持久戦に持ち込みます。そのスタイルから、アンセヨン選手は相手の体力にまだ余裕がある1セット目には落としてしまうこともあるものの、2セット目、3セット目で消耗した相手に有利に戦うことができるため、逆転勝利の勝率が高い選手となっています。

ロングゲームを見据え、計算深く戦うそのスタイルは、見る人に「まるで相手の頭の上でプレーしているような不思議な感覚」と言わしめますよ。

攻撃力は高くなかったものの?

スイングスピード自体は、世界ランカーの中でも高くない方だとする指摘がありました。そのため、攻撃力には秀でておらず、それ故に粘り強いプレイスタイルで世界の強敵と渡り合っていたアンセヨン選手。ただ、キャリアを重ねていく中で攻撃パターンを増やし、フットワークを活かした対角スマッシュ、ドロップショット、ヘアピン攻撃など多彩な攻め方により攻撃力を強化、近年は「非の打ち所の無い選手」という評価をされています。

シンプルなスイングスピード自体も最近は改善されたようで、単純なパワー自体も目劣りするようなものではなくなっているようですね。

アンセヨンの使用ラケットは?

アンセヨン選手が使用するラケットはYONEX(ヨネックス)のアストロクス77とされています。ヨネックスは東京都文京区に本社を置く、大手テニス・バドミントンラケット製造会社です。

数多くのプレイヤーに愛用されている攻撃的な性能設計のラケットであり、ヨネックスのホームページでは、価格は3万1900円と設定されています。プロ仕様のラケットということで初心者が握るようなものではないようですが、男性であれば上級者よりも中級者に、女性であれば中級者よりも上級者によりフィットするとアナウンスされていますよ。

アンセヨンの経歴は?

ここからはアンセヨン選手の経歴について紹介します。アンセヨン選手はどのようなバドミントン選手人生を送ってきたのでしょうか。

小学一年生でバドミントンを始める

アンセヨン選手のお父さんはかつてボクシングの韓国代表選手だったアン・ジョンヒョンさん。ですがお父さんはバドミントン経験者でもあったようで、アンセヨン選手はお父さんの影響で小学校一年生で初めてラケットを握りました。

ボクシング選手といえば、運動神経は勿論、動体視力にも優れるイメージがありますね。そんなお父さんの能力を引き継いだのか、アンセヨン選手は小学生時代から将来有望な選手と評価されており、実業団の監督には小学生のアンセヨン選手について「100年に一度出てくる選手」という評価をした方もいるほどです。

中学生で国家代表選抜戦に出場

アジアジュニア選手権で混合団体金メダル、世界ジュニア選手権で混合団体銅メダルを獲得するなど、ジュニア世代で活躍していた2017年、中学三年生のアンセヨン選手は、最年少選手として国家代表選抜戦に出場、中学生の選手としては初となる国家代表選抜戦勝率100%通過を達成しました。この実績を持って、アンセヨン選手は2018年以降韓国バドミントン代表の主力選手と見なされていくこととなりましたよ。

2019年より国際大会での実績が目立ち始める

2019年、国際バドミントン協会(BWF)の新人賞を受賞したアンセヨン選手は、同年のフランスオープンで史上最年少優勝を果たしました。他にもニュージーランドオープン、カナダオープン、秋田マスターズ、韓国マスターズを制するなど大きく飛躍する年となりましたよ。

このまま一気にスターダムへ駆けあがっていくかと思われたアンセヨン選手ですが、2020年はコロナウイルスの流行により、競技シーンが縮小されることに。延期の末に開催された2021年の東京オリンピックでは準々決勝敗退となっています。

2022年世界選手権では銅メダル

2022年は紀州アジア大会金メダル、韓国オープン金メダル、オーストラリアオープン金メダルなどの実績を残したアンセヨン選手。世界選手権では準決勝で山口茜選手と対決するも敗戦、銅メダルとなりました。

2023年に世界ランク1位にたどり着く

2023年3月、全英オープンで見事優勝を成し遂げたアンセヨン選手は、その後も同年絶好調。7月の日本オープンに優勝した時点で、大会の成績がポイント換算されて順位が決まる世界ランキングで見事1位に躍り出ました。他にも中国オープン、インドオープン、シンガポールオープン、インドネシアマスターズ、韓国オープン、タイオープンで優勝を成し遂げています。8月の世界選手権も制し、同大会韓国人初の優勝者となりました。

パリ五輪で金メダル

一度世界ランキングでトップの座についたアンセヨン選手は、以降その強さにますます磨きをかけていき、他の追随を許しません。2024年にはパリオリンピックで、五輪では自身初となる金メダルを獲得。他にもマレーシアオープン、中国マスターズ、フランスオープン、シンガポールオープンで優勝しました。2025年には全英オープン、マレーシアオープン、インドオープン、オルレアンマスターズで優勝を成し遂げており、これらの実績をもってたったの一度も世界ランキングトップの座を降りていないのですね。まさしく、アンセヨン選手は今の女子バドミントンシングルスの絶対女王というわけです。

出展:BWF TV

最後に

今回はアンセヨン選手の世界ランキング、強みや特徴、使用ラケット、そして経歴について紹介しました。複数年にわたってランキング1位の座を守り続けるというのは決して簡単なことではないはず。それを成し遂げて見せているからこその、絶対女王なのですね。アンセヨン選手の今後の活躍についても要注目です!

この記事を書いた人

バドミントン歴は約8年。「へぇ〜」と楽しめるような記事を目指して、バドミントンの魅力をわかりやすく、ちょっとでも身近に感じてもらえるような情報を、マイペースに発信中!

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