バドミントンとテニスはどちらもラケットを使う人気競技で、日本のみならず世界中で愛されているスポーツとして度々挙げられるバドミントンとテニス。似て異なる競技とはよく言われていますが、では実際にバドミントンとテニスの違いはどのような点なのかご存じでしょうか。またバドミントンとテニスの違いだけでなく、共通点や競技人口も気になりますよね。そこで今回はバドミントンとテニスの違いについて詳しく紹介します。
バドミントンとテニスの違いは何?
早速今回の本題に入り、バドミントンとテニスの違いについてみていきましょう。バドミントンとテニスの違いといえば真っ先に挙げられるのは室内か室外かの違いですよね。ただ、実際には室内・室外だけでなくさまざまなバドミントンとテニスの違いがあるんです。
ここからそんなバドミントンとテニスの違いについて、大きな違いをピックアップして紹介していきます。
道具
バドミントンとテニスの違いとしてまず紹介するのは、道具の違いです。一見すると互いに同じようなラケットを使用しているように見える方もいるかもしれませんが、実はそれぞれのラケットは下記のように全く異なる作りになっているんです。
- バドミントン:重さが80-100g
- テニス:重さが300g前後
こうみるとそれぞれのラケットの重さがかなり異なるのが分かりますよね。またバドミントンで使用されるシャトルは軽くて空気抵抗を受けやすいのに対してテニスのボールは重くてバウンドするような作りになっています。これにより一見すると似たようなスポーツに見えても実際のゲーム性は大きく異なり、違いを作りだしているんです。
コートとネットのサイズ
実はバドミントンとテニスの違いとして、コートとネットのサイズがあるのはご存じでしたか。実際に規定で定められているバドミントンとテニスのコートとネットのサイズは下記のとおりになります。
| コート | ネット | |
| バドミントン | シングルス13.4m×5.18m ダブルス13.4m×6.1m | 約1.55m |
| テニス | シングルス23.77m×8.23m ダブルス23.77m×10.97m | 約0.914m |
サイズ感としては意外にもバドミントンの方がテニスよりもコートサイズが小さいんですね。その反面、ネットの高さはテニスよりもバドミントンが高く設定されています。
試合展開の違い
試合のテンポにも違いがあります。バドミントンはラリーが速く、1球ごとの切り替えも早いです。テニスはストローク戦が長引くことがあり、ポイントごとの駆け引きがより長く続く場面があります。どちらも戦術性が高いですが、見ていて受ける印象はかなり異なります。
バウンドの有無
バドミントンとテニスの違いを挙げる上で、バウンドの有無は外せない要素と言えるでしょう。バドミントンはシャトルが自分のコート内に一度でもバウンドしてしまうとその時点で相手にポイントが入ってしまいますが、テニスは一度までのバウンドなら許可されています。また、テニスは自陣のコートでバウンドしていなくても打ち返すこともできるので、こういったルールの柔軟性の面ではバドミントンよりテニスの方が融通がききやすいと言えるのではないでしょうか。
こういったバウンドの有無が異なることで、二つの競技の特性も大きく違ってきます。特にバドミントンはラリーが続きやすく、そのため世間一般的にはバドミントンよりも瞬発的な動きが増えるといわれているんです。
求められる能力
最後に紹介するバドミントンとテニスの違いは、それぞれ競技において求められる能力や身体動作です。まずバドミントンの場合は前述したようにラリーが続きやすい競技上の特性から、爆発的な瞬発力や敏捷性、そして反射神経と高い心肺機能が求められます。一方でテニスの場合は総合的な持久力と重いラケットを持ち続ける上半身の筋力、そしてボールに勢いを与えるための全体的なパワーが求められるんです。
バドミントンの方がやや細身な体型な選手が多く、テニス選手はバドミントン以上に筋肉質な選手が多いといった印象を受ける方も多いはずです。
バドミントンとテニスの共通点は?
ではここからはバドミントンとテニスの違いではなく共通点について紹介します。バドミントンとテニスの共通点として挙げられるのは下記の要素です。
- ラケットを用いた競技性
- 似たような形のコートとネット
- 非接触プレーの競技
- プレイヤーはシングルスかダブルスのみ
実はバドミントンとテニスはもともと19世紀頃にヨーロッパで流行った手のひらでボールを撃ち合う「ジュ・ド・ポーム」といった競技を先祖とするスポーツだと言われています。その後派生して現在では全く別の競技として世界中で愛されていますが、こうしたルーツがあるだけに母体となる部分は似ていると言われています。
またバドミントンとテニス以外にも卓球やバレーなども、似たような形式のスポーツとしてたびたび挙げられているんです。
バドミントンとテニスの競技人口について
最後にバドミントンとテニスの競技人口について紹介します。世界中で愛されているバドミントンとテニスですが、実際の競技人口はどれくらいなのでしょうか。バドミントンとテニスの競技人口について日本と世界で調べてみたので下記の表をご確認ください。
| 日本 | 世界 | |
| バドミントン | 500〜800万人 | 2億人 |
| テニス | 312〜340万人 | 1.6億人 |
こうみると意外にもバドミントンの方がテニスより、日本国内外問わず競技人口が多いことがわかりますね。バドミントンの方がテニスよりも多い理由としては主に
- 室内競技だから天候に左右されずにプレーできる
- ラケットが軽いから子供や女性でも楽しみやすい
等の理由が挙げられています。またバドミントンはアジア圏内で圧倒的に支持されているというデータがある反面、テニスは近年世界的にどの地域でも競技人口が増加傾向にあるようですよ。
まとめ
今回の記事ではバドミントンとテニスの違いについて深掘りして紹介しましたがいかがでしたか。バドミントンとテニスの違いは数多くあれど、もともとのルーツは同じスポーツだったこともあって今でも共通点は多く残されています。
年々日本国内でも競技人口が増えつつあるバドミントンとテニス。今後は日本人選手の世界での活躍にも期待したいですね。











