皆さんはクロスミントンという競技をご存知でしょうか。
クロスミントンは、ドイツ発祥のラケット競技と言われており、高速ラリーを楽しむことができるスポーツとなっています。場所を選ぶことなく遊ぶことができるクロスミントンですが、具体的にはどういったスポーツなのでしょうか。
そこで今回は、クロスミントンとは何か、基本ルールや日本代表選手、競技人口について紹介します。
クロスミントンとは?基本ルールは?
クロスミントンはドイツを中心に人気のあるスポーツとされており、2004年頃に日本に入ってきたとされています。日本で初めてクロスミントンが行なわれたのが、東京都大田区の総合型地域スポーツクラブ・ピボットフットとされており、2023年に日本でアジア選手権が行なわれるなど、少しずつ競技人口は増えつつあるようです。
ただ、多くの人がクロスミントンとは何か知らないという人が多く、基本ルールなども知られていません。
それでは、クロスミントンとは何か、基本ルールなどについて詳しくみていきましょう。
2001に誕生
クロスミントンの歴史は割と浅く、2001年代にドイツのスポーツ愛好家 ビル・ブラントさんによって考案されました。
クロスミントンという名前は最初から使われていたわけではなく、当初は「スピードバドミントン」という名称だったようです。ただ、スポーツとして独自性を持たせるため、2016年頃にクロスミントンという名称に変更されており、ヨーロッパを中心に競技人口が増えており、国際大会も開催されています。
ちなみに、日本でも大会が行われており、2014年に初のジャパンオープンが開催されていました。
複合型スポーツ
クロスミントンとは、ラケットを使ってスピーダーと呼ばれる専用のシャトルを打ち合うスポーツです。
そして、クロスミントンはテニス・バドミントン・スカッシュの要素を組み合わせた新しいラケットスポーツとなっており、ドイツで考案され、世界中で少しずつ人気が広がってきています。
クロスミントンの最大の特徴は、ネットを使わずにプレーできる点で、公園や体育館、ビーチなどさまざまな場所で楽しむことが可能です。また、ネットに引っかかるということもないので、多くの人が気軽にプレーできるのも魅力ではないでしょうか。
高速ラリーが魅力
クロスミントンの最大の魅力は、高速ラリーではないでしょうか。
クロスミントンで使用されるスピーダーは、プラスチック製なので初速からスピードが落ちることなく、手元に来るようになっています。そのため、クロスミントンでは低弾道かつ直線的なラリーを展開されることも多く、速いテンポで試合が進んでいくのが特徴です。
また、クロスミントンのスピーダーの中心には、穴が空いているので飛んでいる時に「ビュー」と爽快感のある音がなるのも特徴となっています。また、風邪の影響を受けにくいので、屋外でも行なうことが可能です。
相手の陣地に落とす
テニスやバドミントンなどであれば、コート中央にネットが張られているので、それに引っかかることで失点となってしまうことがあります。しかし、クロスミントンにはネットがないので、相手の陣地にスピーダーを落とすしか得点する方法がありません。
また、相手の陣地外にスピーダーを落としてしまった場合、相手の得点になってしまうので注意しましょう。そして、1セット16点先取で、3セットマッチというのが基本ルールです。
コート
クロスミントンの陣地は、それぞれ5.5m四方となっており、自分と相手は12.8m離れています。そのため、この12.8mという距離が、ネットのような役割を果たしていると言えますね。
バドミントンやテニスの場合、シングルスとダブルスではコートのサイズが異なりますが、クロスミントンは同じ大きさで行なわれます。
また、クロスミントンはネットがない分、他のラケット競技よりも様々な軌道のショットを放つことができるのも特徴です。
サーブ
クロスミントンも他の競技と同じように、サーブから試合がスタートします。クロスミントンのサーブは、腰の高さより下から打つのが基本です。そして、クロスミントンでは最初のサーブは、くじやじゃんけんなどで決められ、以降は3ポイントごとにサーブ権が交代します。
クロスミントンのプレーヤーは、サーブの際に自分のコート内からスピーダーを打ち、相手のコートを狙い、そこからラリーが展開されていくというのが基本的な流れです。
クロスミントンの日本代表選手
クロスミントンの日本代表選手は、世界選手権などの国際大会などで活躍している選手が多く、上位入賞していることが多いと言われています
日本クロスミントン界の第一人者と呼ばれているのが、世界選手権で複数回優勝した経験を持つ西村昭彦選手です。
また、西村昭彦選手以外にもクロスミントンの日本代表として活躍している選手はおり、矢頭真吾選手は2023年の世界選手権に出場し、国内ランクでも上位に位置しています。
ほかにも、吉田裕太選手や松平亜希選手、野本真央選手などもいます。
クロスミントンの競技人口は
2026年3月現在、日本国内におけるクロスミントンの競技人口については不明ですが、世界的に見たら、250万人ほどがプレーしていると言われています。ただ、この250万人というのは、トップレベルの大会に出場するクラスの選手だけではなく、あくまでレクリエーションとして行なっている人たちを含めた人数です。
また、2023年10月時点で、日本全国にはクロスミントンクラブが45もあると言われており、関東を中心に幅広い地域に広がっています。
まとめ
今回はクロスミントンとは何か、基本ルールや日本代表選手、競技人口について紹介しました。
クロスミントンの競技人口は、想像していたよりも多く、スロベニアやチェコ、スウェーデン、韓国、ブラジル、インドなどでも親しまれています。
ちなみに、西村昭彦選手が都市型インドア施設を開設することを発表するなど、都市部でも専用コートがあるようなので、引き続き注目していきましょう。











