フレスコボールとはどんな競技?発祥国や起源は?日本代表選手も紹介

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フレスコボールとはどんな競技?発祥国や起源は?日本代表選手も紹介

日本の起業家である窪島剣璽がブラジルのリオデジャネイロで出会い、2013年より日本での普及を目指している屋外スポーツ「フレスコボール」。どのようなスポーツか興味ある人もいるのではないでしょうか。今回この記事では、フレスコボールについての説明や歴史について解説していきます。

目次

フレスコボールとは

フレスコボールとは、ビーチで老若男女問わずプレーしているラケットスポーツです。日本の羽根つきを激しくしたようなスポーツで、ビーチテニスやテニスと似ているが異なります。

テニスの場合は向かい合う選手同士が敵対関係にあるが、フレスコボールの場合は向かい合う選手同士が味方で協力し合う関係です。相手と協力してラリーを繰り返し、一定時間に何回出来るかを競い合います。

また、テニスのようにネットやコートが無いのも特徴です。

フレスコボールのルール

フレスコボールのルールについて紹介します。ここで紹介するルールは一般社団法人日本フレスコボール教会(JFBA)で紹介されているルールです。

基本ルール

基本的なルールは、以下の通りです。

  • 制限時間:5分間(試合中に1回、落球時に1分間の休憩を取れます)
  • 距離:ペアとなる選手同士の距離は7m以上離れます。
  • 得点:大会ごとに評価基準が設定され、審判による加点もあります。
  • ウォーミングアップ:試合前に1分間ウォーミングアップが可能です。
  • 服装:ペアでお揃いのユニフォームや水着など基本的に自由。

競技の流れ

競技の流れは以下の通りです。

  • 競技開始:審判がスタート音を鳴らし、音が鳴り終わって「バモス!」の合図と共に競技が始まり各種カウントを開始します。
  • 競技終了:制限時間5分を経過し、審判が終了の合図を出した瞬間に競技が終了します。

採点方法について

フレスコボールの各採点方法について紹介します。

総打数ポイント

ペアの選手がラケットにボールを当てた回数から落球した回数を差し引いた得点です。1回当てると1ポイント加算、1回落球すると1ポイント減算になります。1人の選手が続けて2回以上ボールをラケットに当てた場合、最初の1回目を加算します。

落下数ポイント

ボールが落下する回数が少ないほど多くの落下数ポイントを獲得できます。獲得できるポイントは最大300ポイントで、1回落とすたびに10ポイント減算されます。

ボールの落下回数が30回に到達した際は、競技時間が残っていても強制的に競技終了です。

アタックポイント

ペアとのラリー中に鋭い打球を放つことでアタックポイントとして1打につき2ポイント獲得可能です。アタックと判断される打球の条件は以下の通りです。ラリーの強弱やフォームによって判断されます。これらの条件を満たせばアタックとしてカウントされますが、アタックをアタックで返しても2連続アタックとして認められない点に注意です。

  • 腕を振り抜いて、しっかりフォロースルーした打球
  • 打ち返した打球が前の打球速度を越えた打球

アタックバランスポイント

出場ペア選手それぞれのアタック回数をもとにポイントを加算します。加算するポイント式は「(アタックが少ない選手のアタック回数÷多い選手のアタック回数)×(総アタック回数÷2)」で求められます。

両者のアタック数がバランス良いほど得点は多く獲得できるでしょう。

アタックボーナスポイント

ペア選手の総アタック回数が200回を超えた時、ポイントが加算されます。201~230打の場合は1打ごとに1ポイント加算。231打以降は1打ごとに2ポイント加算されます。

例えば、総打数が250の場合、アタックボーナスポイントとして、201~230打数の30ポイントと231からの40ポイントで合わせて70ポイントが獲得可能です。

インプレッションポイント

審判4名が総合的に判定してそれぞれ5段階で評価します。評価ポイントは1つにつき10ポイントが加算され、最大200ポイント獲得可能です。

審判が評価する点は以下の通りです。

  • アタック時のスピードや力強さ
  • 攻守を切り替えた時のスムーズさや美しさ
  • ラリーの中で発生するテクニック(股抜きや背面打ち等)
  • 競技マナーを守れているか(7m以上離れているか、打ち出す際にフライングしていないか等)

フレスコボールの歴史を紹介

フレスコボールは、ブラジルのリオデジャネイロが発祥となるラケットスポーツです。ここではフレスコボールの歴史について紹介します。

起源

フレスコボールは、1945年頃にリオデジャネイロのコパカバーナビーチで生まれます。このスポーツを生み出した考案者については不明です。

1950年代、コパカバーナビーチで友人とテニスをしていたある男が、潮風でラケットが壊れやすいことから大工工事をしていた別の友人に海水にも耐えられるラケットの作成を依頼。現在のラケットの原型が生まれました。

このような取り組みが実を結び、フレスコボールというスポーツが誕生。2015年にはメキシコでフレスコボール世界選手権も開催されています。

日本では起業家が普及

2013年にリオデジャネイロでフレスコボールに出会った起業家「窪島剣璽」が日本フレスコボール協会を設立。日本でフレスコボールの普及活動に取り組み、2015年8月には日本国内で初となるフレスコボールの競技大会を開催しています。

フレスコボール日本代表選手を紹介

フレスコボール世界選手権では、日本人も代表として出場しています。フレスコボールの2025年日本代表選手は以下の通りです。

カテゴリペア選手
男子岸田直也/宮脇勇輔赤塚康太/外山祐次杉村秀樹/古川元樹
女子落合真彩/大和地未沙子岡井花子/松本沙耶香鈴木麻井子/宮山有紀
ミックス赤塚康太/宮山有紀岸田直也/落合真彩大和地亮太/大和地未沙子
マスター男子井上和明/石河洋一郎
マスター女子鈴木夏子/仙道冬子
マスターミックス後藤亨/後藤章子

まとめ

今回は、フレスコボールとはどのような競技かや歴史、日本代表選手について紹介しました。

フレスコボールは第二次世界大戦後にブラジルのリオデジャネイロで発祥したラケットスポーツです。ペアとなった選手が協力し、制限時間内のラリー回数などによって得点を獲得し、競い合うスポーツです。

最近では世界大会も開催しており、日本代表選手も複数参加しています。日本国内でも大会を開催しているので、興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

バドミントン歴は約8年。「へぇ〜」と楽しめるような記事を目指して、バドミントンの魅力をわかりやすく、ちょっとでも身近に感じてもらえるような情報を、マイペースに発信中!

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