ネットを隔てたそれぞれのコートにシャトルを打ち合って得点を競う、球を使わない球技「バドミントン」。打球の最速初速は565km/hが記録されており、最速のスポーツとしても知られています。そんなバドミントンですが、服装に規定はあるのでしょうか。
今回はバドミントンのユニフォームのルールなどについて調査しました。
バドミントンのユニフォームの規定は?
バドミントンのユニフォームの規定、服装のルールについては、日本バドミントン協会が定める大会運営規定第23条、第24条にまとめられています。その中で、プレイヤーの着衣については「相手や観客に不快な感じを与えないように、競技用ウェアやシューズを着用する」と記載されていますよ。少々曖昧な表現のように思えますが、不快かどうかを判断するのはレフェリーとも明記されており、要は「常識の範囲内であれば服装は自由」といった感じで解釈できるでしょうか。一応、競技用ウェアの着用は義務付けられているので、アンダーウェアのみでの競技は認められていません。
着衣の色はどのようなものでもよい
規定には着衣の色やその組み合わせについてはどのようなものでもよいと記されています。ただし色付き着衣を使用する場合は「競技の品位を保つために本会の審査合格品とする」とも記されていますよ。審査合格品でなければならないとなると、少々ハードルが高くなるような気もしますね。
白単一色の着衣の場合は品位を問われることがなく、審査合格品でなくてもいいということになりますが、不快かどうかは問われます。「白ならなんでもいい」というわけではないのですね。不快かどうかを判断するのは、やはりレフェリーです。
昔はもっと厳しかった?
過去には「白地でなければならない」などのルールが敷かれている時期もあったようです。そのため非常に地味でファッション性の乏しいウェアが多かったのですが、後に規制が緩和され、カラフルなウェアを試合で着用できるようになったのですね。
規制緩和については、選手側からの要望があったのかもしれませんし、競技人気の観点からもユニフォームの華美性や多様性を上げて絵的に映えるようにしたほうがメリットがあるという考えに至ったのかもしれませんね。
審査合格品とは?
審査合格品は日本バドミントン協会のホームページにその型番が掲載されており、確認することができます。一度審査に合格した着衣については、供給が無くなることで審査合格品型番がHPから削除されたとしても着用可能なままですが、着衣の老朽化などで品位が保たれないとレフェリーに判断される可能性もあるので要注意です。
リストバンドやバンダナについては審査合格品が無く、特に規則もないので自由に着用することができますが、やはり品位が保たれないとレフェリーに判断された場合は着用不可になります。
広告やロゴについての規定も
プロのバドミントン選手などであれば、着衣にスポンサー広告の入ったものを着用するようなこともあると思われますが、大会運営規定では広告やロゴについても表示規定があります。背面のプレイヤー名、チーム名などの表示についても「単一色でなければならない」「高さや横幅の範囲が規定内に収まらなければならない」などの決まりがあり、右襟、左襟、右袖、左袖、ウェア前面の5箇所のうち3箇所にスポンサーロゴ、チーム名、プレイヤー名をそれぞれ1つずつ表示することができる、といったルールもありますよ。
規定が適用される大会は?
これまで紹介してきたような規定が適用される大会は、日本バドミントン協会が主催、主管する大会やその予選会にあたる大会であり、またバドミントン協会加盟団体が単独で主催する各種競技会についても原則これらの規定が適用されます。主要な大会や競技会であればバドミントン協会の規定に基づいた服装で競技に臨まなければならないということです。
一方で、バドミントンというスポーツの服装に対する規定自体はかなり緩いので、バドミントン協会の管轄ではない、そこまでカッチリとした大会で無ければ自由なユニフォームで出場できるということになりますね。
監督の服装は?
大会運営規定第23条、第24条はプレイヤー、そしてコーチの着衣について定めた規定であり、監督であっても服装のルールは選手のそれと変わりません。
ネット上で調査した所、岩手県高体連バドミントン専門部では「コーチ席に座る人の服装」について「コーチはコートサイドでマッチにふさわしい服装で臨むこと」「監督、コーチ、その他大会参加者はチームで揃えたユニフォーム等を着用すること」と規定されていました。神奈川県バドミントン協会でも監督、助監督、コーチの服装について「マッチにふさわしい服装で臨むこと」とされており、ジーンズやサンダル、ハーフパンツなどは禁止されています。
審判の服装は?
審判の服装についても、選手などと同様、観客などの周囲の人物に不快な感じを与えない服装であることが求められます。シャツは白でズボンはグレー、上着は濃いグレーといった感じで定められていたこともあったようですね。基本的にはその大会毎の規定に準じる形になるでしょうか。審判自体は自身がプレーをするわけでもなく、選手のように機能性等に気を配る必要もないので、堅い印象を与えるような服装、他の審判経験者などに倣った服装などを着用するのが間違いないのではないかな、という気がしますね。
プレー動画などを見て服装をチェック!
文字で規定を説明されてもいまいちピンと来ないという人もいるかもしれませんね。具体的にはどういう服装をすればいいのかを理解するには、やはり公式戦などの映像を実際に確認するのが一番です!YouTubeでは日本の公式戦の試合映像が多数アップされており、参考にできる映像もあるものと思われます。以下の動画は日本バドミントン協会のチャンネルに投稿されている、全日本実業団2025のダブルス決勝の動画ですよ。
最後に
今回はバドミントンのユニフォームの色指定や規定、審判や監督の服装について紹介しました。規定を見ると「この服装で大丈夫かな?」と心配になってしまったりもするかもしれませんが、基本的に通販などで「バドミントンの試合用ウェア」といったワードで検索すれば、試合で問題なく使用できるものがヒットするはずですよ。そうでなくとも、とりあえず白地にしておけば無難だということも覚えておくといいでしょう。












