ウィンブルドン選手権は、全英オープンとも呼ばれており、テニスのグランドスラム四大大会(グランドスラム)の1つです。テニスの四大大会という言葉は、誰もが1度は聞いたことがあると思いますが、ウィンブルドン選手権はどういった大会なのでしょうか。
そこで今回は、ウィンブルドン選手権 とは何か、最年少優勝者や優勝賞金、出場資格について紹介します。
ウィンブルドン選手権とは?
206年のウィンブルドン選手権は、同年6月29日~同年7月12日まで開催されることが決定しています。ウィンブルドン選手権は、イギリス・マートン区ウィンブルドンで開催され、オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブで行なわれます。
ウィンブルドン選手権には世界トップレベルのテニス選手が出場し、過去には錦織圭選手も出たことがあり、ベスト16まで進出しました。
限られた選手しか出ることができないウィンブルドン選手権ですが、どういった大会なのでしょうか。
ウェアなどは白のみ
テニスのウェアやパンツは、様々な色・デザインのものが展開されています。そして、各選手は自身が契約しているスポンサーが、展開しているウェアなどから着用するものを選びます。
そのため、選手によって個性が出るのですが、ウィンブルドン選手権に関しては、白いウェアを着用することが義務付けられているのが伝統です。
ウィンブルドン選手権で白いウェアが義務付けられているのは、女子シングルス初代優勝者であるモード・ワトソンさんが白で揃えたウェアを着用していたからと言われています。
サーフェスが天然芝
ウィンブルドン選手権の特徴としては、コートが天然芝となっていることではないでしょうか。ウィンブルドン選手権の美しい芝は、出場した選手しか味わうことができません。天然芝の特徴としては、ボールが非常に滑り、バウンド後の打球が低くなります。また、天然芝なので体への負担が少ないですが、消耗が激しく維持するのが容易ではありません。
そのため、天然芝のコートは日本では珍しいとされています。
イギリスの一大イベント
ウィンブルドン選手権は、イギリスの夏の最高峰のイベントの1つだと言われています。ウィンブルドン選手権が行なわれる時期には、ロイヤルアスコット(競馬)、ヘンリー・ロイヤル・レガッタなども開催されています。そういったイベントが行なわれている中でも、ウィンブルドン選手権は特別な大会であるとされており、表彰式ではクラブ会長であるケント公爵エドワード王子からトロフィーが授与されるのも特徴の1つです。
ウィンブルドン選手権の最年少優勝者や優勝賞金は?
ウィンブルドン選手権は出場するだけでも難しく、本大会には128人が出場します。そして、決勝に進出するためには6回勝たなければならなく、3セット先取の5セットマッチとなっているので長丁場でもありますね。
これまでに、日本人選手がウィンブルドン選手権を優勝したという事例はなく、大坂なおみ選手ですら3回戦まで進出することができていません。
では、ウィンブルドン選手権の最年少優勝者や優勝金といったことはどうなっているのでしょうか。
ボリス・ベッカー(男子)
ウィンブルドン選手権の男子シングルスの最年少優勝者は、ドイツテニス界の黄金時代を築いたボリス・ベッカーさんです。ボリス・ベッカーさんは、1984年にプロ転向を果たし、1985年のウィンブルドン選手権にて、17歳7カ月という若さで優勝を果たしました。
さらに、翌年のウィンブルドン選手権でも優勝を果たしており、3度の制覇をしています。そんなボリス・ベッカーさんは、ツアー通算49勝で自己最高ランクは1位です。
ロッティ・ドッド(女子)
ウィンブルドン選手権女子シングルスの最年少優勝者は、イングランド・ベビントン出身のロッティドットさんです。ロッティ・ドッドさんは、1987年のウィンブルドン選手権にて、15歳10カ月という年齢の時に優勝をしました。
さらに、ロッティ・ドッドさんは翌年の1988年にも優勝し、1891年~1893年まで3連覇を達成しています。通算5度のウィンブルドン選手権優勝を果たしたロッティ・ドッドさんは、テニスを引退してからはゴルファーに転向し、アマチュア大会で優勝を果たしました。
約300万ポンド
ウィンブルドン選手権の優勝賞金は、約300万ポンド(約5億8,200万円)だと報じられています。ただ、この金額はシングルスの数字でありダブルスの場合では、約1億3,200万円になってしまうようです。
ただ、ウィンブルドン選手権などの四大大会は、1回戦の時点で約1,280万円という賞金を獲得することができ、全てを勝ち抜くことができれば10億円以上にもなります。
しかし、賞金にも税金などがかかってしまい、諸々引かれて半分程度になってしまうとも報じられていました。
ウィンブルドン選手権の出場資格とは
ウィンブルドン選手権は、数あるテニス大会の中でも最高グレードとなっています。そのレベルの高さは、賞金の額からも伝わってきますね。
多くの選手がウィンブルドン選手権をはじめとする四大大会に出場することを目指していますが、誰でも参加できるというわけではありません。
では、ウィンブルドン選手権に出場するためには、どうしたらいいのでしょうか。
ランキング上位者
ウィンブルドン選手権に出場するためには、ATPランキングで上位に位置していなければなりません。大会が開幕する6週間前のATPランキングで、上位104名に入っていれば、本大会にストレートで出場することができます。
予選を勝ち抜く
ウィンブルドン選手権には、128名の選手が出場することができますが、ストレートインで本大会に出られるのは104名です。残りの24枠の内16枠は、予選を勝ち抜いた選手が権利を取得することが可能です。
予選に出場できる選手もランキング順となっています。また、予選でもランキング上位者が出ているので、ハイレベルです。
ワイルドカード
ワイルドカードとは、主催者推薦とも呼ばれており、世界ランキングが足りない選手でもオールイングランド・ローンテニス・クラブの判断で出場させることが可能です。
ワイルドカードに選ばれる選手は、主に過去の優勝者や地元・イギリスの有望選手、芝生コートで好成績を収めている選手などとなっています。
まとめ
今回はウィンブルドン選手権 とは何か、最年少優勝者や優勝賞金、出場資格について紹介しました。
ウィンブルドン選手権の前回優勝者は、男子がヤニック・シナー選手で、女子はイガ・シフィオンテク選手です。そして、今大会はヤニック・シナー選手とカルロス・アルカラス選手ではないかと言われているので、大会に注目していきましょう。






