硬式テニスと軟式テニスの違いとは?発祥国やルールは?ボールパーソンになるための条件も紹介

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硬式テニスと軟式テニスの違いとは?発祥国やルールは?ボールパーソンになるための条件も紹介

テニスは競技人口が1億人以上とも言われているメジャースポーツで、幅広い年齢層の人が楽しむことができます。そんなテニスは、硬式テニスと軟式テニスの2種類がありますが、どういった違いがあるのでしょうか。

そこで今回は、硬式テニスと軟式テニスの違いや発祥国、ルール、ボールパーソンになるための条件を紹介します。

目次

硬式テニスと軟式テニスの違いとは?

硬式テニスと軟式テニスは、同じテニスですが、両方とも経験したことがあるという人はそこまで多くないかと思われます。また、同じテニスというジャンルでありながら、硬式テニスと軟式テニスは、異なる特徴があり、どちらかで全国に出場したことがある人でも、慣れるまで時間がかかってしまうことが少なくありません。

では、硬式テニスと軟式テニスとでは、どういった違いがあるのでしょうか。

ボール

硬式テニスと軟式テニスの違いで、最も異なるのは使用されているボールではないでしょうか。

硬式テニスに使用されているボールは、表面にフェルトが張られており、硬さと重量があり、反発力が強いのが特徴です。

一方で、軟式テニスのボールは、フェルトは張られていない柔らかいゴムボールが使用されています。

そのため、硬式テニスと軟式テニスでは、打った時の感触やバウンド後の軌道などに違いがあるのが特徴です。

ネットの高さ

多くの人が硬式テニスと軟式テニスとでは、ボールが違うことは知っていると思います。ただ、ボール以外にも違いがあり、硬式テニスと軟式テニスとではネットの高さが異なるようです。

硬式テニスの場合、センターベルトが使用されていて、中央が91.4㎝、両サイドが107㎝というようになっています。一方で、軟式テニスの場合はセンターベルトが使用されておらず、ネット全体が107㎝の高さで水平です。

ラケット

硬式テニスと軟式テニスでは、使用されているラケットも異なります。具体的には、ラケットの重量やフレームの太さ、ガットの張り具合が異なるようです。

硬式テニスは反発力の大きいボールが使用されているので、その分だけスピードが出て、衝撃も大きくなるので頑丈になっています。

一方で、軟式テニスはスピードよりも操作性が優れていることに重きが置かれているので、ラケットの重さは硬式テニスよりも軽いです。

バックハンド

硬式テニスでは、フォアハンドとバックハンドを打つ際に使用する面は、それぞれ異なります。硬式テニスのバックハンドは、手の甲を正面に向けて両手で打つのが基本です。

一方で、軟式テニスの場合は、フォアハンド・バックハンドともラケットの表面を使用します。そして、軟式テニスでバックハンドを打つ時には、手の平を正面に向ける形で片手で打ちます。

軟式テニスのバックハンドを硬式テニスでも行なってしまうと、怪我をする恐れがあるので、注意しましょう。

数え方・ゲームセット条件

硬式テニスのポイントの数え方は、「0」、「15」、「30」、「40」、「ゲーム」となり、1セットを獲得することができます。そして、1セットマッチであれば、先に6ゲームを先取したほうの勝利です。

一方で、軟式テニスのポイントの数え方は、「0」、「1」、「2」、「3」、「ゲーム」となり、9ゲームマッチの場合は、先に5ゲームを先取したほうが勝ちとなります。

硬式テニスは決められたゲーム数を先取し、軟式テニスは総ゲーム数の過半数を獲得するのが勝利条件です。

サーブの順番

硬式テニスも軟式テニスも、シングルスのサーブの順番のルールに違いはありません。しかし、ダブルスの場合だと打つ順番が異なります。

硬式テニスの場合は、1ゲーム毎にサーバーが交代しますが、軟式テニスは2ポイント毎に変わるというのがルールです。

硬式テニスの起源は?

硬式テニスの起源は、11~12世紀のフランス修道院だったと言われており、貴族が手の平や手袋を使ってボールを打ち合っていたと言われています。この遊びは「ジュ・ド・ポーム」と呼ばれており、テニスの原型であるようです。

そして、「ジュ・ド・ポーム」はイギリスに広まり、それをきっかけに19世紀に「ローンテニス」が誕生しました。この「ローンテニス」というのが、現代のテニスへと発展していったもので、イギリスでは「ジュ・ド・ポーム」を「リアルテニス」と読んでいたようです。

発祥国は?日本が関係してる?

硬式テニスはフランスやイギリスで誕生しましたが、実は軟式テニスは日本で誕生したものでした。

1878年頃、イギリス人のリーランドさんによって「ローンテニス」が、日本に伝えられたと言われています。ただ、当時使用されていたボールは高価で入手困難だったので、代わりにゴムボールが使用されるようになりました。

そして、1884年頃に「軟式庭球」が確立され、日本独自のスポーツとして広まり、国際化に伴って「ソフトテニス」へと名称が変更されます。

硬式テニスのボールパーソンになるための条件は?

硬式テニスの公式戦などには、ボールパーソンと呼ばれる人物がいます。ボールパーソンはネットやコート後方付近に配置されており、転がったボールを回収したり、選手に素早く新しいボールを渡すという役割を担っている存在です。

また、セット間で休憩している選手に、日傘を差したりといった役割を担っており、縁の下の力持ちとも言われています。

試合を円滑に進めるために重要な存在であるボールパーソンですが、なるためには条件などはあるのでしょうか。

競技知識や俊敏性

一見すると簡単そうに見えるボールパーソンですが、グランドスラムなどのようなトップクラスの大会にもなると、選ばれるだけでもかなり大変だと言われています。

グランドスラムの1つである全英オープンの場合、ボールパーソンのトレーニングは前年の10月から開始され、テニスのルールに精通していることや俊敏性、選手の目線や動きで意図を察知できるのかといった資質が条件になっているそうです。

さらに、大会期間中に試験などがないことも条件になっており、ボールの渡し方にも一工夫が必要とされています。

まとめ

今回は硬式テニスと軟式テニスの違いや発祥国、ルール、ボールパーソンになるための条件を紹介しました。

似た競技である硬式テニスと軟式テニスですが、ルールやルーツなどに違いがあります。また、求められるスキルや戦術なども異なってくるので、両者を比較しながら観戦したり、プレーしてみたりすると、より一層面白いかもしれないですね。

この記事を書いた人

バドミントン歴は約8年。「へぇ〜」と楽しめるような記事を目指して、バドミントンの魅力をわかりやすく、ちょっとでも身近に感じてもらえるような情報を、マイペースに発信中!

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