バドミントンは、年齢や体力に関係なく、誰でも気軽に始められるスポーツです。 必要な道具も比較的シンプルで、正しい選び方さえ知っていれば、コスパよく楽しむことができます。
これからバドミントンを始める人に向けて、揃えておきたい基本アイテムを歴史と共に一つずつ丁寧に紹介していきます。

ラケットは、19世紀のイギリスでバドミントンが形づくられたころは木で作られていて、フレームもシャフトもすべて天然素材でした。そのため今より重く、しなりも大きめで扱いにくさがありました。
その後、1960年代に金属製ラケットが登場してぐっと軽くなり、1980年代からはカーボン素材が主流となって、軽さと強さを両立した現在のスタイルができあがっていきます。
今のラケットは、カーボン技術の進化でしなり具合や重心バランスを細かく調整できるようになり、プレースタイルに合わせて選べる種類もとても豊富です。
価格は2,000円くらいのものから20,000円以上の本格モデルまでさまざまですが、最初の1本なら5,000円前後の入門タイプで十分始められます。また、ガット(糸)の張り具合でも打ちやすさが変わるので、最初はショップで相談しながら選ぶのがおすすめです。

バドミントンのシャトルは、もともと世界中で楽しまれていた“羽根を打ち上げる遊び”がルーツで、19世紀にイギリスで競技として形づくられる中で、ガチョウの羽根を16本使った今の形が出来上がりました。
20世紀に入ると品質が安定してきて、重さやスピードが規格化され、長持ちするナイロン(プラスチック)製のシャトルも広く使われるようになります。今では、国際大会では羽根のシャトルを使う伝統を守りつつ、より安定して飛ぶように素材や加工が工夫されています。
シャトルには大きく分けてナイロン製とフェザー(羽根)製の2種類があり、ナイロン製はとにかく丈夫で値段も手ごろなので、初心者や日常の練習にぴったりです。フェザー製は試合で使われるタイプで、打った時の感触が良く、上達してきた頃や試合前の練習に向いています。
ナイロンシャトルは1筒に6〜12個入っていて、だいたい1,500円前後で買えるのが一般的です。

バドミントンのウェアは基本的に自由ですが、吸汗速乾性のあるスポーツウェアを選ぶことで、快適にプレーできます。
トップスはTシャツやポロシャツ、ボトムスはショートパンツが主流です。寒い季節には、長袖のアンダーウェアやロングタイツを併用するのもおすすめ。 また、試合に出る予定がある場合は、日本バドミントン協会の指定ウェアに準じた服装が必要になることもあります。

ラケットのグリップ部分には、グリップテープ(オーバーグリップ)を巻くことで握りやすくなり、滑りにくくなります。
グリップテープには、厚さや素材、吸汗性に違いがあり、自分の手の大きさやプレーの好みに合わせて選ぶのがコツ。 テープは消耗品なので、定期的に交換することで快適な握り心地を保つことができます。 カラーやデザインも豊富なので、自分らしさを出すアイテムとしても楽しめます。

バドミントンの道具は、専用のスポーツバッグにまとめて持ち運ぶのが便利です。 ラケットは長さがあるため、ラケット対応のバッグやリュックタイプがおすすめ。
内部にシューズやタオル、ウェアを分けて収納できるポケットがあると、整理もしやすくなります。 バッグもブランドによってさまざまなデザインがあり、スタイリッシュに楽しめるポイントの一つです。

どれも大切な道具ばかりなので最初に正しい知識を持っておくと安心♪
